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XANVALA × BugLug 2MAN LIVE 「バグバラ」開催記念、巽&一聖フロントマン対談!

そもそもこの人、何が好きなんだろうってよく分かってないんですよ。



────せっかくの対談ですが、巽さんは一聖さんに訊いておきたいことあります?

一聖:カモン!

巽:それこそ歌詞ってどうやって書いてるのかがめっちゃ気になります。

一聖:あぁ…これは結構俺の場合パターンがあって。曲を作ってる中で音とかコード進行から感じ取ることもある。明るいとか暗いもだけど、明るいの中にも色んなジャンルがあるから、そういうところから細かいニュアンスで書き始めることもあるし、自分の日記みたいな感じで、今日はこういうことが起きてこうでしたっていう感じから作っていくパターンもある。例えば人から聞いた話で、そんなことあったんだっていう驚きから繋がることもあるしね。

巽:BugLugの歌詞って規則性がないのはそういうところなんですね。それすごいなと思う。

────巽さんはいかがですか?

巽:僕は歌詞が曲に呼ばれることがなくて、とにかく考える。考える時間が長ければ長いほど良いと思ってるんで。こういう感情になったから書こうとか、こういう話を書きたいから書くとかスタートはバラバラですね。それこそ日記みたいな感じで書いたりとかもあるんですけど、起承転結に捉われがちだと思ってて、それを脱したいなと。最近もっとわからなくてもいいやって思うんです。伝わらなくても、俺が書きたくて書けたからいいやっていうモードなんですけど、それもなかなか踏み出しにくいというか。結局“この曲何?って言われたらそれまでなんで。でも、それに向かってうるせえ!って言いたい。

────ストレートですねぇ。

巽:カーブは持ち合わせてないみたいで(笑)

──── 一聖さんはこの際、聞いておきたいことありますか?

一聖:俺ずっと思ってたんだけど……趣味って何ですか?

巽:ええーー(笑)

一聖:いや、音楽の共通項で仲良くなれたのは間違いないんだけど、そもそもこの人、何が好きなんだろうってよく分かってないんですよ。

巽:ゲームです。

一聖:あれ、これ打ち上げの時に話したっけ?

巽:しましたね。

一聖:やっぱそうだよね!

────解決しちゃいましたね(笑)

一聖:でもさ、ゲームからいろいろインスパイア受けない?

巽:受けますね。ゲームほど没入感のあるものないと思ってるんで。

────お二人とも、明日急に何もしなくてよいオフだってなったら何してると思います?

巽:…ゲームっすね。

一聖:天気良ければ僕は一人でディズニー行く。

巽:インスタ見てますけど、何か最近毎日ディズニー行ってません?

一聖:ちゃんとバンドもやってます(笑)

────一聖さんと言えばディズニーってところもありますし、2マンの打ち上げはディズニーランドなんて良いじゃないですか。

一聖:あぁそうだ!一緒にいこうよ。

巽:…………。

────なんで渋るんですか!

巽:いや、遊園地とか苦手なんですよ。

一聖:アテンドするのに。

XANVALAはマイナーバンドだと思う。



────改めて世代もキャリアも異なる両バンドですが、この2マンでそれぞれに交換したい想いがあれば教えて下さい。

一聖:初めて会ってライヴ観た日に、うちも刺激を与えてもらったので。そういう感情をお返しできたらと思います。刺激っていうのはメイクであったり楽曲だったり、その日にしかできないライヴ…その中でもこの日の一聖こんな感じなんだっていう姿もある意味でお客さんや巽くんの刺激にもなったらいいな。XANVALAって激しいイメージあってゴリゴリで音も重いけど、じゃあそれに対抗してうちが激しい曲ばっかりやるかって言ったら、むしろもうバラードオンリーでいきますとかっていう感覚。それは極端にしてもそういう発想や姿勢の面で魅せられたら面白いんじゃないかな。“BugLugなのに?”って思わせたい。

────音像もキャリアも異なる2マンだからこそ、出たところで変わるっていう一聖さんのスタイルが顕著に出る。

一聖:そう思います。かなり特別な日になるんじゃないかな。

────ホストとしてゲストBugLugを招く側として巽さんは7月16日新宿BLAZEで手に入れたいものもありますよね。

巽:今ちょうど欲しいものなんですよ。その“XANVALAなのに?”が。これがめちゃくちゃ欲しいんです。その発想をもらいにいきます。

────XANVALA像みたいなものを再構築していきたい。

巽:5年目なんですけど、バンドのイメージ固まり出したなって。じゃあ幅を広げたりするにはどうするかっていうアイデアがまだ足りなくて、そういうところを胸借りてもらいにいきますね。

一聖:うちも作品ごとにバラけてますけどね。

────作風がガラッと変わることで年輪を感じさせないところに、むしろ年輪を感じるバンドだと思います。

一聖:音楽性でいうとハチャメチャだけどBugLugって5人の芯はあると思ってる。

巽:いや、実力ですよ。うちもそういうものが欲しいですね。そういう意外性ってちゃんと引っかかるんですよ。お客さんにとってはそれが入り口で、そこから本質を知ってもらえれば良いんで、そういう引っかかる魅力がたくさんあればあるほどいいのかなって。

────XANVALAとしてはつい先日のZepp Shinjukuを大成功で終えて、来年にはEX THEATER ROPPONGIでのワンマンも発表されましたよね。まだまだ過渡期だと思いますか?

巽:うん…それこそうちはまだマイナー感が付き纏ってる。それを払拭するきっかけになる曲とか、意外性も必要かも知れないです。それが本質になったら、そっちに急に舵を切ってもいいし。明確なきっかけがまだないんで、そういう意味ではXANVALAはマイナーバンドだと思う。そういう空気をガラッと変えていきたい時期なんですよね。ここを脱しないと未来はないんで。

────今、シーンの若手で随一の勢いで上り詰めているバンドが発する重たさも感じます。明らかにXANVALAがついにネクストゾーンの扉を開いたことの裏返しでもあるわけですが。最後に両バンドの今後の展望も教えて下さい。

巽:まだ1回目もやってないですけど、BugLugとまた2マンしたいです。今日話して思ったんですけど、次やれる時は“暴れ曲限定”とかあえてお互いにテーマを設けてもいいのかなと思いました。あと、もっと未来の願望なんですけど、いつかXANVALAが尊敬する人たちをフィーチャリングして1枚のアルバムを作りたいんですよ。その時が来たら一聖さんに手を貸してもらえたらなって夢があります。

一聖:是非。

────BugLugは8月19日にヴィジュアル系の夏の一大イベント<バグサミ2024>も控えています。

一聖:XANVALAも出てくれますし楽しみですね。BugLugはバンドとしてはこれからも単純に楽しくやれればいいなと思います。メンバーみんなで同じところに向かって、苦しいこともいっぱいありますけど、でもなんだかんだライヴっていうものに最も振り切れるのがバンドだと思っていて。ライヴが楽しければ全て良いんじゃね?っていう人の集まりなので、毎回楽しいライヴをやり続けたいです。そして来年は15周年になるので更なる大きな楽しいことを企てていきたいです。

和やかな対談の終盤突如飛び出した“XANVALAはマイナーバンド”という巽の発言。
何かへの皮肉や嫌味でもなく、自らの胸の内を抉るように絞り出した言葉にXANVALAの今を垣間見た。
周知の通りXANVALAはそのクオリティの高さと結束力で今最も勢いに乗ってるバンドのひとつである。気流に乗った彼らが大気圏を超えた世界に突入した証をどう受け止めるか。
“ライヴが楽しければ全て良いんじゃね?”このたった一言にキャリアと年輪、説得力を集約させてしまうモンスターであり、胸を借りるべき存在BugLug。
この2バンドが交わる理由を探すよりも、交わって生まれるものに想いを馳せたい。

取材・文:山内秀一
写真:Akio Yokoyama

XANVALA × BugLug 2MAN LIVE 「バグバラ」

2024/07/16 (Tue)
新宿BLAZE
OPEN 18:15 / START 19:00

【出演】
XANVALA
BugLug(GUEST)

チケット一般発売中
前売¥6,000 / 当日¥6,500 ※D代別

https://eplus.jp/sf/detail/4079900001-P0030001

XANVALA INFORMATION

★XANVALA 3rd ALBUM「BANQUET」
2024.08.28 RELEASE

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■XANVALA TOUR 2024"BANQUET"

9月5日(木)札幌SPiCE
OPEN 18:00 / START 18:30
終演予定 20:30
https://eplus.jp/sf/detail/4123480001-P0030001

9月6日(金)札幌SPiCE
OPEN 18:00 / START 18:30
終演予定 20:30
https://eplus.jp/sf/detail/4123550001-P0030001

9月13日(金)OSAKA MUSE
OPEN 18:00 / START 18:30
終演予定 20:30
https://eplus.jp/sf/detail/4123560001-P0030001

9月14日(土)名古屋 ell FITS ALL
OPEN 17:30 / START 18:00
終演予定 20:00
https://eplus.jp/sf/detail/4123570001-P0030001

9月19日(木)福岡DRUM Be-1
OPEN 18:00 / START 18:30
終演予定 20:30
https://eplus.jp/sf/detail/4124280001-P0030001

9月20日(金)福岡DRUM Be-1
OPEN 18:00 / START 18:30
終演予定 20:30
https://eplus.jp/sf/detail/4124290001-P0030001

-TOUR FINAL-
9月26日(木)Veats Shibuya
OPEN 18:15 / START 19:00
終演予定 21:00

【チケット】
■プレオーダー(※イープラスのみ)
受付期間 2024/06/18(火) 12:00 ~ 2024/06/25(火) 23:59
入金期間 2024/06/27(木) 13:00 ~ 2024/06/30(日) 21:00

■一般発売 7月6日(土)10:00~
イープラス
https://eplus.jp/xanvala/

チケットぴあ(一般のみ)
https://w.pia.jp/t/xanvala/

ローソンチケット(一般のみ)
https://l-tike.com/xanvala/

前売¥4,000 / 当日¥4,500
※D代別

BugLug INFORMATION

BugLug主催フェス
『バグサミ 2024』
8月19日(月)
[開場 / 開演]11:00 / 12:00
[チケット料金]前売8,000円 / 当日9,000円 (税込・ドリンク代別)
※全会場出入り自由・但し入場制限有り
Spotify O-EAST
Spotify O-WEST
Spotify O-Crest
Spotify O-nest
Duo MUSIC EXCHANGE
全5会場開催

【出演】

BugLug
Ashmaze. / 甘い暴力 / ΛrlequiΩ / 色々な十字架 / vistlip / えんそく / KAKUMAY / 鐘ト銃声 / キズ / KiD (support from BugLug ▶Gt:優) / グラビティ / ザアザア / XANVALA / Chanty / Jin-Machine / ZOMBIE / CHAQLA. / DaizyStripper / 電脳ヒメカ / NAZARE / NICOLAS / ν[NEU] / heidi. / HOWL / ビバラッシュ / HERO / THE MADNA / マチルダ / MAMA. / ヤミテラ / 夕闇に誘いし漆黒の天使達 / Yuki -starring Raphael- (support from BugLug ▶Gt:優,Gt:一樹,Ba:燕,Dr:悠介) / Rides In ReVellion / Leetspeak monsters / RAZOR / Royz / 我が為 (support from BugLug ▶Gt:一樹,Ba:燕,Dr:悠介) / 新人バンド

(50音順・敬称略)

<チケット2次先行>
[受付期間] 2024/6/15(土)10:00~6/30(日)23:59
[プレイガイド] ローチケ
[受付URL] https://l-tike.com/bugsum2024/
※枚数制限:お一人様1回4枚まで
※受取方法:紙チケット/電子チケット
※一般発売は2024/7/27(土)10:00~

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