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【umbrella】主催イベント<路地裏サーチライト>6月23日(月)大阪BIG CATに向けてフルメンバーインタビュー敢行!「関西はumbrellaに任せとけ!」

大阪でBIG CATって一つどころか二つ三つハードルが高い



────長い期間を経て復活した<路地裏サーチライト>ですけど、今回はわずか8カ月という短いタームですよね?作戦はいつ頃から立ててました?

春:年末?

唯:前回が終わってすぐに考えてはいましたね。ああいう形で大成功したからこそ1回だけで終わりたくないってずっと言ってました。味園ユニバースだから特別に復活したんじゃなくて、今後も続けていきたいって思っていたので。それで見合うキャパってなったらもうBIG CATしかないなって。

春:BIG CATって言いだしたのは唯くんですね。

────BIG CATって聞いた時どう思いました?

将:おおおお!!ビッキャや~!って(笑)。

▲将(Dr)

柊:大阪でBIG CATって一つどころか二つ三つハードルが高いですからね。

唯:やっぱり大きく出た方がいいなって思いますね。

春:まぁ 15周年イヤーやから妥当ではありますよね。

柊:これね、春さんずっと言ってるんですよ。“15周年イヤーやから何やってもええよ!”って(笑)。

一同:(爆笑)!

春:でも、やっぱり憧れの会場ですからね。良い選択だと思います!

────もちろんこれまでにBIG CATでワンマンや主催も…。

全員:ないない!

唯:自分たちでやったBIG CATの景色を見たいんですよ。

春:悲しい話、大阪のバンドがラストライヴでやる場所みたいになっちゃってるんですよね。

────最近だとRides In ReVellionもそうでしたね。

春:あと、アヲイもか。

唯:そうや、アヲイもや。だから悲しい場所にはしたくないんですよね、大阪のバンドとして。だから自分たちは15周年イヤーっていうハッピーな空気でやりたいですね。

────今回出演バンドを決めた経緯も教えてください。

唯:メトロノームは前回も出てほしかったぐらいなんです。メリーに関しては前回に引き続いて快諾していただきましたね。前回出てくれたバンドにもう1回出てもらうのってハードルが高いと思うんですけど、やっぱね…最新アルバムがね、ちょっと完成度がヤバいじゃないですか?すぐ春に連絡したもんな。

春:そうそう。それでこれはまた出ていただきたいってことでお誘いして、二つ返事でOKをいただきました。

────『The Last Scene』はこれぞメリーな名作に仕上がってますよね。

唯:ね!相変わらずすごいバンドやなって思わされました。感動しましたね。この前の神戸のサーキット<建国>の時も容赦ないステージしてましたから。その時も春にLINEしたもん(笑)。

春:その時も来たなぁ(笑)。

唯:人のライヴを観て感動して、それを誰かに連絡して伝えたくなるってよほどじゃないですか?

────僕は昨年の<路地裏サーチライト>のumbrellaがまさにそれでした(笑)。

春:それでMUCCのYUKKEさんから“umbrellaめちゃくちゃ良かったって連絡きたよ”…って連絡をいただきました(笑)。その節はありがとうございます(笑)。メトロノームに関しては、僕は高校生の頃にCDを買って何回もライヴに足を運んでいたんで、今回出ていただけるのはやっぱり嬉しいですね。グルグル映畫館の対バンやったと思うんですよね…会場限定CDを買いたくてライヴに行ったらそこに出ていたのがメトロノームで。すべてが斬新で見たことないし、あのピコピコしたサウンドも声もね。なにせライヴが盛り上がってそこからハマりましたね。あれから20年ぐらい、今回が初共演なんですよ。主催だし、15周年イヤーなんで夢叶えさせてもらおうかなと。

▲春(Ba)

────前回の<路地裏サーチライト>ではCASCADEのサポートでリウさんは参加されていましたけどね。

唯:そう。個人活動では交わってるんですけどね。今回は満を持してメトロノームと対バンですよ。

────そしてheidi.は昨冬に2マンツアーを廻っていますが、そこで意気投合した感じですか?

柊:そうですね。

唯:heidi.も周年ツアーとかあって忙しいんだけど、出演してくれることになりました。BIG CATに立つheidi.を想像すると“喰われそうだなぁ”って恐怖もあるんですけどね。

将:heidi.は変な人たちなんですよ(笑)。

一同:あはははははははは!(笑)。

柊:いや、本当に変!

将:表面上は普通に見えるんですけど、内に秘めているものが変なんですよ。あの魅力は滅多にないものだと思うんで、もっと見せてほしいですね。

春:本当に変な人のパターンなんですよね。普通のサラリーマンが女性用の下着を身に着けてるみたいな。

────大丈夫ですか?その表現?(笑)。

唯:真面目な表情なのになんかスーツの肩のあたりに線が浮いてる…みたいな(笑)。heidi.の魅力を表現するのは難しいですねぇ。

柊:2マンツアーで培ったものもあるので今回も楽しみですね。

────そして色々な十字架とも久々の対バンになります。彼らはこの中では後輩ですけど、umbrellaをリスペクトしているのが伝わってきますよね。

唯:そうなんですけど、別に“後輩”とは思ってないですね。

春:全く面識がなかったのにオフィシャルからオファーメールくれてライヴに誘ってくれたのが出会いですね。そこから今まで2回くらい誘ってくれてるんで、こっちからもいつか誘いたいなって思ってました。あとは柊くんも大好きで。

柊:大好きなバンドですね。

▲柊(Gt)

唯:ぶっちゃけ言うとズルいなぁって思わされるバンドです。ライヴ出ると彼らが全部喰い散らかすじゃないですか?かなり強いバンドだと思ってます。…だからね、オファーするギリギリまで名前出さんとこ~って思ってました(笑)。油断していると全部持っていかれると思います。1週間くらい前にも<KHIMAIRA>で共演するんですけど。

柊:SEX MACHINEGUNSみたいと言うか、対バン強すぎて、逆に誰もオファーしなくなりそう(笑)。それぐらい良いバンドだと思う。ふざけているようでいて音楽的なバックボーンがしっかりしてるし、中途半端にウケを狙わずに振り切れてますよね。

────tinkさんは“バトル・オナニ”に代表されるように、一体誰が得をするのか不明ながらも強烈な自我を貫いてますよね。あんなに柔和なのに心の中だけはちゃんとトガりまくってるし。

柊:やりたいことをやり過ぎてますよね(笑)。コミックバンドってこういう感じでしょ?みたいなノリのバンドとは全く違うしっかりした芯があるのが色々な十字架。演奏も群を抜いてるし、それでいて俺たちが聴いてきた音楽や琴線に触れるものがある。

唯:音楽はめっちゃカッコいいのにベクトルは違うって脅威なんですよ。オファーした後にも“やってもうた~”ってまだ思ってます(笑)。大好きですよ。不思議なバンドですよね。

▲唯(Vo&Gt)

────普通なようで変わっているheidi.と変わっているようで実はちゃんとしている色々な十字架っていうアングルもあるんですね。

唯:ほんまや(笑)。

────しかし今回も前回に続いて、勝つのが困難な強敵ばっかり集めてしまったんですね。メトロノーム、メリー、heidi.、色々な十字架と。

春:まぁ15周年イヤーってそんなもんじゃないですか?

柊:出た!15周年イヤーって言葉万能じゃないから!

唯・将:(笑)。

春:でも、10年以上前に立ち上がった当初もこのイベントってそういうところあったと思うんですよ。そっちの方が刺激的だし、これで良いんだと思います。

唯:umbrellaもumbrellaらしいライヴをするだけだしね。

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