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★コラム連載 Vol.1★【201号室 × VISUNAVI Japan】12ヵ月連続コラム「#201号室監視記録」スタート!#1はシンナ(Ba)が登場!今回のお題は「無くしもの」

2024年を新世代ヴィジュアル系元年とし、対バンライヴ「KHIMAIRA」、ポッドキャスト番組「Inventions」、A6サイズフリーマガジン「Visunavi Magazine」と様々なプロジェクトを始動してきたVISUNAVI Japan。
確かな音楽センスを誇るネクストブレイクアーティストを世に届けるべく、201号室に白羽の矢を立て、12ヵ月連載をお届けすることとなった。
201号室は2023年5月に始動。KEN(Gt&Vo)、Hiroto(Gt)、シンナ(Ba)、Ryuta(Dr)からなる4人組。そのセンスフルな楽曲は旧態依然としたものに明確に線を引き、早くも数々の先輩バンドマンから一目置かれる存在となっている。
そんな彼らの“音楽”ではなく“思考”に迫る本企画。
第1回はスポークスマン的な立ち位置でもあるシンナ(Ba)からスタート。

◆   ◆   ◆   ◆   ◆

びじゅなびコラムをご覧の皆様、はじめまして。
201号室のベース担当のシンナと申します。
いつもステージにいる派手な色の髪の人だと覚えてくれたら嬉しいです。

突然ですが、皆さんは「無くしもの」についてどういうお考えをお持ちでしょうか?

俺は「必要な時に限ってどんなに探しても見つからないのに、全然探してない時にいきなり見つかるもの」というイメージがついてます。

これってよくよく考えてみたら不思議ですよね。

ちなみに俺は物を無くした場合、探してない時に出てくるのを待ちます。最初から探すのを諦めて放っておくタイプの人間です。

この紫色のピックは、今から遡ること10年以上前、とある楽器屋さんで自分が初めて選んだベースと一緒に買ったものです。

なぜ、未だにその当時のピックを持っているかというと

「どんなに無くしても無くしても、必ず俺の前に現れる不思議なピック」だからです。

今まで何度もどこかでピックを無くしては新しく買い替えていました。今もちゃんと繰り返しています。

でも、このピックだけは違う。

また無くしたと感じたら、ある日突然ケースの奥底から急に出てくる。
また無くしたと思いきや、引っ越して荷解きが終わった後の新居の床に落っこちている。

そして、つい先日のことでした。

すっかり存在すら忘れていたこのピックがまた俺の目の前に現れたんですよね。

ベーシストにとってピックなんてものは「妖怪ピック隠し」なんて言葉が生まれるくらい、当たり前のように気がついたら無くなってしまうものなんです。

それなのに、約10年以上前に購入したピックでありながら、どんなに無くしても無くしても必ず俺の手元に返ってくる…!

なんか不思議ですね。

もしかすると、物凄く訳ありでいわくつきの呪われたピックで持ち主である俺をどこまでも追いかけていこうとしているかもしれないですし、
実はこのピックが人と同じ意思を持っていて「楽器を始めた頃の気持ちを思い出せ」とか初心を忘れないように訴えているかもしれませんね。

スピリチュアルなこと詳しくないので是非専門の人(?)がいたら教えてください。ちなみに業者の人はお断りです。壺とか石とか売られても買いません。


2025.2.1(土)
池袋BlackHole

201号室2ndワンマン
『特異点』

[開場 / 開演] 18:00 / 18:30

【チケット料金】
前売 ¥2,500 (税込 / D別)
当日 ¥3,000 (税込 / D別)

【チケット】
https://eplus.jp/sf/detail/4228390001


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